地元の役所で6年間勤務し、結婚を機に退職したべーこんです。
年が明けたと思ったらあっという間にもうすぐ新年度…!
新しい職場でのスタートを切られる方も多いはず☺️
これから頑張ろうと意気込んでいる方のやる気を削いでしまうかもしれませんが…💦
今回は、実際働いて感じた地方公務員をおすすめできない理由について3つ紹介します。
1.サービス残業が常態化している
これは私が働いていた場所だけかもしれませんが、2時間以上じゃないと残業申請はできませんでした。
それも基本的には来客対応や会議など、相手がいる業務のみで事前に上司の許可が必要でした。
退職前の1年間はサービス残業が多く、時給を計算すると700円台になってゾッとしました_(┐「ε:)_
2.研修をほとんど受けないまま現場対応に駆り出される
特に入庁したての頃は窓口の部署に配属されることが多いのですが、OJT研修などはなく、前任者が別の部署に異動になっている場合も多いため、いきなり窓口や電話対応に駆り出されることになります。
課内の業務を広く細かく把握している職員は少ないため、他の先輩職員に聞いても分からないことが多々あり、お客様をお待たせすることが多々ありました。
お客様がイライラしているのに前任者が席を外しているとき、パニックになりがちな私には最もしんどい瞬間でした。。
3.自治体の規模が小さくなるほど業務の掛け持ちが多くなる
大きな役所では、例えば戸籍担当であっても届を受領し不備がないか確認する担当、戸籍に記載する担当、附票(戸籍と紐付けされる住所の移り変わりを記録したもの)を管理する担当など、複数人で作業することがほとんどです。
しかし、小さな自治体ほど1人で上記の業務をこなし、そのうえ別の業務(例えばマイナンバーや介護保険など)を掛け持ちすることになるため、常に担当業務についてのインプットに追われていました。
ようやく慣れてきたころに部署異動というのはよくあることで、何も身についていないまま年数を重ねている焦燥感が常にありました。
ちなみに私は6年間の間に4回の異動を経験し、内示が出るたび泣きながら帰った記憶があります😂
そんなこんなで振り返ると苦しい時間が多く、公務員への就職はおすすめできませんが、同僚や上司に恵まれ、他ではできない貴重な経験をたくさんさせていただきました。
今回紹介したことが一概にどの役所でも当てはまるとは言えないのですが、公務員への就職や転職を考えている方の参考になれば幸いです🙇